先輩「んじゃ、私はー……」
後輩「っていうか、メニューめっちゃ増えてますね……」
先輩「この、海老コーヒーかき揚げで」
後輩「コっ……」
うどん屋「あいよぉ~……」
後輩「コーヒー……」
先輩「それより」
後輩「はい」
先輩「どうよ、調子の方は」
後輩「それが……」
先輩「?」
後輩「先輩、私多分……」
先輩「おう」
後輩「今、人生で一番足速いです……」
先輩「あはは、すごいじゃん」
後輩「いや、本当ですよ? なんか、練習のタイムですけど、去年の県大会の二位の人より、速かったみたいですし」
先輩「マジで」
後輩「マジで優勝しちゃうかも……」
先輩「……あんまり、自分にプレッシャーかけすぎんなよ」
後輩「はい」
先輩「……」
後輩「……先輩?」
先輩「……」ナデナデ
後輩「……?」
先輩「なんか……」ナデナデ
後輩「……何です?」
先輩「撫でたくなった」ナデナデ
後輩「? 変な先輩……」
先輩「……明日、ちゃんと見に行くからなー」
後輩「はい、いっぱい応援してくださいね」
先輩「いや、応援はこっそり……」
後輩「いやいやいや! そこはちゃんと、最前列で声出ししてくださいよぉー!」
先輩「ばか、お前、明日学校サボって行くんだからな、私。センセーに見つかったらヤベぇから」
後輩「あ、そっか……」
