【※闇※】人を騙すと金がもらえる高収入のバイトの実態が相当酷い・・・←こんな怪しいバイトに手を出すバカがいるのか、、、

 うちの学校の最上階は、すべて特別教室になってるんだ。
 だから休み時間なんかは、ほとんど人が寄りつかない。

 昼休み。俺がのろのろと最上階にあがると、すでに会長はいた。

「ナガタくん?」

 俺は必死でうなずいた。
 完全にしどろもどろになってた。

 名前を呼ばれただけなのにな。
 会長の声は不思議と、耳にすっと入ってくるんだよ。

 しかも近くで見ると案の定かわいいんだわ、これが。

 女子高生ってニキビとかで肌荒れしてたりするじゃん。
 でも会長のほっぺはスベスベ。触りてえなって思った。

 「はじめまして、だよね?」って言われて、
 ようやく俺は自分が陥ってる状況に気づいたわけだ。

 告白以前の問題があった。俺と会長は初対面。

 なんとか自己紹介をすませたときには、汗だくになってた。
 会長は逆に落ち着いてたなあ。

 なにを話して、なにを聞いたのか。ここらへんの記憶はほぼゼロ。

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