家に帰って、あるていど落ちついてから、
俺は給料の確認をした。
給料は俺の予想どおり、あがっていた。
また俺は泣いた。
ここから、俺と会長は一切口をきかなくなる。
まわりは俺たちの変化に気づいてたみたいだった。
まあ誰もこのことには触れなかったけど。
俺と会長が次に会話をするのは、一年以上あとになる。
[ad1]
俺が二年になるとき、会長は本来なら三年生になるはずだった。
だけど彼女は休学して、留学した。
このことは同じ生徒会役員で、会長と仲良かった会計の人から聞いた。
「ふたりとも仲良かったのに、どうしちゃったの?」
俺は適当にごまかした。
けど、彼女はちょくちょく俺のことを気にかけてくれて、
それがきっかけで仲良くなった。
会長のことがきっかけかは、わからないけど、
二年になって俺はかなり変わった。
