「オレが例のバイトを紹介したんだよ。
あの子ならまちがいなく稼げるって確信があったからさ」
おそろしい話だが、あれだけハードなスクールライフを送っていながら、
バイトのかけもちをしていたときもあったそうだ。
がんばりすぎた会長は一度、ひどく体調をくずした。
それを見かねた先輩は、彼女に例のバイトを教えた。
会長は最初は本気で拒否した。
それどころか、先輩をおこったらしい。
じゃあどうやって会長を説得してバイトをやらせたのか。
俺の出番だった。
[ad1]
だましのバイトで俺がボロもうけしている。
そう教えたそうだ。
そしてそのあと、今度は俺が先輩にそそのかされて、会長に告白する。
これがきっかけにして、先輩は会長を言葉巧みに説得した。
完全に仕組まれていたわけだ。
まあここまでは、考えなくてもわかることだよな。
問題は次だ。
どうして会長はバイトをやめたのか。
