その日も日がくれかけるころだったかな、また制服姿の一団が現れた。
今度は前回より少なく、3、4人だった。
小倉さんがいたかどうかは忘れた。
心臓が止まりそうだった。
「あ、どうもー中西です」
プリクラより髪は短くボーイッシュで、まあ普通にかっこよかった。
かわいいしかっこよかった。
「あ、どうもはじめましてうまい夫でふじこふじこふじこ」
正直何話したか覚えてない。
ただ、中西さんが手提げ代わりにAUショップの紙袋?(なんか買ったらついてくる紙製のやつ)を使ってたのはなぜか印象に残って覚えてる。
帰りのバスの時間が押してるらしく、挨拶もほどほどに先に帰ってしまった。
正直、濡れた。
まあいろんな意味で。
なんだろー、パチンコライターの森本レオ子にすんげー似てたの。
ネットでわーわー言うのと実際に会うのとじゃ、やっぱり全く違うのよね。
好きになると同時に、俺なんか絶対むり^^^^^^^^^
ってのも芽生えてきた。
まあはじめからわかっていたことではあったのだけど。