で、中西さんは牛のかほりのするような田舎から、毎日バスで通学してるらしかったんだ。
だから終バスの時間も早く、放課後あまり長くは居られないとのこと。
んで土日の休みは休みで俺がほとんど終日バイトだから、時間があまりかち合わずになかなか会えなかったんだ。
女々しい俺は、ことあるごとに小倉さんに相談(笑)という名の泣き言を垂れていたんだ…
どんだけキモいんだよ俺…
んでまあ、そんな時に朗報が届く。
いや、今思い返せばこれは、足掛け3年に渡る、かなり大がかりな悲劇の序曲だったのかもしれないね。
生粋の2ちゃんねらーでうまい某の最古参、ひげ面の山さんが、グループ内のふじこ(仮名)とくっついた。
ふじこは俺と同い年で、まあこいつもキチ○イだった。
ちなみに漫画家を目指してた。
後日談だけど、ふじこはこの数年後にとある漫画媒体で賞をもらい本格的に漫画家を目指し始めたらしい。
詳しいところは知らん。