【※衝撃の展開※】普通、うまい棒で人生が変わるなんて思うわけないじゃんwww でもさ・・・

そして迎えた10月。
ここからの半年がまさに激動だった。
それはおいおい語るとして、俺は相変わらずうまい某を配り続けていた。
その頃には、メンバーはだいたい20人くらいにまで膨れ上がっていた。

でも不思議なことに、俺より年下(18歳未満)は一人も居なかったんだよね。
同い年が半数、あとは年上が半数といったところ。
んでまあすんごい田舎のコミュニティだから、とにかく輪が狭いのね。

それにオタクの集まりだから、コミュニティの域はそれに輪をかけて狭かったんだ。
同じ学校だったり、母校の先輩後輩だったり。
初めて顔を合わせてみてびっくりする、みたいな。

話を戻そう。
意を決した俺は10月の半ば、中西さんに告白をすることにした。
事前に小倉さんに周到な根回しをしてもらっていたことは、言うまでもない。

中西さん、ふじこ、山さん、優男、小倉さん、俺の6人でカラオケへ。

俺は、中西さんと小倉さんの影響でファンになった鬱バンドの鬱曲を熱唱していた。ニセモノ。
んで中西さんが終バスの絡みでそろそろ帰ろうかとしたとき、俺は小倉さんに目配せした。
頷くと小倉さんは、中西さんにそっと耳打ちした。
うまい夫が話がある、と。

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ