「付き合ってください」
と。
ちょっと待て待て待て待て。
俺はまだ中西さんへの想いに踏ん切りがついてないんだぜと返事を濁したが、押しきられる形でOKをしてしまった。
まあ、500キロくらい離れた遠距離恋愛(笑)ですた
何より、OKをしてしまった自分に腹がたった。
中西さんへの想いはそんなもんだったのかと。
で、相変わらず学校に行かずに家で寝てるか競輪見に行ってるか保健室で寝てるかバイトしてるか、のどれかっていう生活を送っていた。
チビ助とのメールは相変わらずだった。
ただ、チビ助は親がなにぶん厳しいようで、連絡をとるのすらままならない事が度々あった。
そんな折、とうとう関東組でのうまい某オフが開かれようとしていた。