翌朝
男「・・・・ふぁぁ」
爽やかな朝だ
霊子「おはようございます!」
こいつもなんか機嫌がいい
男「・・・で、霊子さんは結局どこで寝たんです?」
霊子「あ、心配してくれるんですか~?」
ニコニコしてなんか楽しそう
男「凍死するって言ってたし・・・。
もう死んでるけど」
霊子「ずっと起きてましたよ。」
なんだ・・・さすが幽霊じゃん
霊子
「男さんったら結構寝顔かわいいんですね」
ずっと観察されてたのか・・・
男「俺これから着替えるんで
後ろ向いてt・・・」
霊子「あぁ~・・・あったか~い・・・」
霊子さんは俺が寝ていたベッドに早速潜り込んでいる
男「寝るんすか・・・?」
霊子「寝ますよぉ・・・・」
もう寝かけてるし・・・
男「早く出ってて・・!!」
スカッ・・・
男「触れねぇんだったぁ~!!」
目の前で霊子さんはどんどん眠りに落ちていく
男「ちょっと!!勝手に寝ないでよ!!」
霊子「いいじゃぁ・・・」
完全に寝た・・・
男「・・・・まじか」
今日は休みだったので
ベッドを取られるのはきつい
男「とりあえず・・・朝飯買ってこなきゃ・・・」
コンビニ
男「どぉすっかなぁ・・・」
朝飯は適当にパンを買って
レジに並ぼうとすると・・・
手袋が売っていた
男「手袋・・・か・・・」
確か霊子さんは物には触れるんだったよな・・・
その逆もまた・・・
男「これだ!!」
店内の視線が一気に俺に集まった
俺が帰ると霊子さんは
ベッドに潜り込んで寝ていた
男「ベッドを返して下さい」
霊子「スー・・・スー・・・」
聞こえていないのか・・・?
男「返してくれないと・・・
色々しちゃいますよ?」
霊子「ん・・・?どぉかしました・・・?」
むふふふ・・・
男「ベッド返してくれないと
色々いたずらしちゃいますよ?」
霊子「一緒に寝ます・・・?」
あ、それには抵抗ないんだ
男「いいからどいてください!!」
今の俺は手袋装備
これなら触れる!