女「勉強するときは喫茶店とかファミレスとかでやろうと思うの。そこでのご飯代は私が出します」
男「いや・・別にそんなんいらんし」
女「それに、あなたが部活ある時は頼みません」
男「・・・でもオレも夏休みの宿題とかやる時間必要だし」
女「いっしょにやれば早く終わります」
男「・・・」
男(正直・・宿題が早く終わるのは魅力的だけど・・オレの時間どれくらい削られるのか全く想像がつねーな)
『よかったら仲良くしてあげてくださいね』
男「はぁ・・・」
女「?」
男「お前は明日も来んの?」
女「えっと・・はい、来ます」
男「じゃあ参考書持ってきて。それ見てから決める。あまりに難しそうだったらオレだって無理だから諦めてくれ」
女「ありがとう!」
―――――次の日。
「よ」
男「おう」
「で、俺に報告は?」
男「は?ねーよ」
「はー?」
男「オレが“はー?”だよ」
「ま、いいや。補習終わったら今日こそモンハンしよーぜ」
男「あー・・・今日は帰るわ。なんか夏バテっぽいし」
「マジか。大丈夫かサッカー部」
男「うっせ、陸上部」
「ハハハ」
「おーしお前ら席つけ、補習始めるぞ」
「じゃあ今日はここまで。明日は昨日今日の内容から小テストするからな」
「げー」
「マジかよー」
男「・・・さて」
「帰ろうぜ」
男「あー・・・なんか腹痛えから先帰ってて」
「マジか、じゃーn」
女「男君、とりあえず生徒会室で待ってるから」
がらがらがらがらがら・・・