女「あなた、ちょっと話があるから来てくれない?」
男「はっ?!」
ざわざわ・・ざわざわ・・
女「生徒会室に居ますから」
がらがらがらがらがら・・・
「マジかよ」
「え、やっぱり男って女さんと?」
男「おい・・なんだこの空気」
「いや・・・行くしかないだろ。行ってこい。後で報告しろよ」
男「え?すげー行きたくないんだけど」
「いや、行くべきだろ」
「男、最低野郎だな」
男「・・・・ッチ」
コンコンコン
女「どうぞ」
ガラガラ
男「おい・・・お前、何のつもりだよ」
女「何が?」
男「お前のせいで、いらん注目集めただろうが!」
女「ちょっと待って。私の仕事ももう少しで終わるから」
男「おい!」
女「気が散るからちょっと黙っててくれる?」
男「・・・ッチ」
女「あ、お茶は入れてあるから飲んで待ってて」
男「・・・」
ずず・・
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女「よし、終わり」
男「・・・はぁ・・・で?何?俺帰ってモンハンしたいんだけど」
女「ゲームなんて夏休みじゃなくてもできるでしょ?」
男「いちいちうるせーな」
女「あ、ごめんなさい」
男「は?」
女「あなたに、お願いがあります」
男「へ?」
女「私に勉強を教えてください」
男「・・・・・・は?」
女「あなた、数学かなり得意でしょ?」
男「・・・まぁ」
女「数学補習のあなたにお願いするのはなんか変な気分だけど」
男「おい・・・ていうかお前別に補習じゃないし、数学苦手ってわけでもないだろ」
女「私、文系だから、どちらかと言えば数学は苦手」
男「そうなのか?でも別に人に教わるほどじゃないだろ」
女「いえ、あなたに教わりたいのは“統計学”です」
男「統計学?いや、オレもそんな勉強したことねーし」
女「私のとりたい資格の科目に統計学があるの。でも文系の私には参考書を読んでもよく分からないところが多々あるのよ。だからあなたに教えてもらいたいと思って」
男「・・・それって、つまりまず俺が、その統計学の参考書を読んだうえでお前に噛み砕いて教えるって意味?」
女「まあ、そういう事になるかしらね」
男「パス。オレにメリット無いうえにすごい時間かかりそう」
女「ちゃんとアルバイト代出します」
男「は?」