僕は職員室であろう場所に連れてこられた。
他の先生はいない、野球部の声だけが聞こえる。
扉を閉めようとしたらメリーさんが、扉を突き抜けてきた。
「ど、どうしたんですかっ!?」
僕は声出すわけには行かないので口パクで大丈夫とだけ行った。
そこに座れと促されたので素直にそこに座る。
「ふぅ、女子生徒から苦情が来てな
校門の前に変態がいるとの事だ。胸を見ていたんだな?」
「そ、そうなんですか!?」
「違う!」
メリーさんまで僕を疑うのか
味方もいない四面楚歌。
「じゃあ、なんでだ」
下手に隠すよりそのまま話した方がいいと判断した僕は
経緯と中山 准の住所を知りたい事を話した。