【※まさかの?※】家に「メリーさん」と名乗る美女が悪ふざけ?で来たから部屋に上げた結果←まさかメリーさんが●●とは♡

まだタバコが吸い足りないのかなと、自嘲気に笑う。

20年って。そんなに長い間こんな場所に…

「確かバイク事故だったかな…

ガードレールに突っ込んだ気がする」

「ああ、足が届かないからか」

「うっせ、死ねっ!」

重い空気になりかけていたので

なんとなくおちゃらけてみたが

花子さんには気づかれてしまった。

「可哀想とか思うなよ。私はこの生活のままでいいんだ

おまえはあいつの事だけ考えろ」

大きなお世話だと、心を見透かされたように言われた。

確かに少し心揺らいだが、今はメリーさんの事だけを

考える事にした。

掃除終了のチャイムが鳴る。

気がつかなかったが結構な間話し込んでいたようだ。

それじゃあと言い、教室に戻る。

花子さんに色々とありがとうと言いたかったが

面と向かって言うのは癪なので

帰り際、ドアを閉めるときに言ってやった。

花子さんの顔は見なかったが今思うとどんな顔を

していたか興味があったがもう遅い。

さて、色々と情報は得た。

今度差し入れでも持ってくることにしよう。

そう心に決め、僕はトイレを後にした。

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