不良「だってよ。がんばれよ」
オタク「え……は、はい」
委員長「馬鹿か……」
男教師「お前に言ったんだ。不良」
不良「ふうん」
女教師「あの、ここは私に―――」
男教師「大丈夫です。心配しないでください」
不良「なんだこら?やんのか?」
男教師「ふん……お前のような屑に体罰を加えても、誰も批難しないって知ってるか?」
女教師「やめてください!!お願いですから!!」
委員長「ちょっと、やめなって!」
オタク「や、やめたほうが……」
不良「すっこんでろ。売られたケンカは買う。それが不良だ」
男教師「面白い。こっちにこい」
女教師「先生!!やめてください!!」
不良「……おら、こいよ」
男教師「お前は俺に手出しする気か?」
不良「ああ?」
男教師「退学……するというのなら構わん。ほら、ここを殴れ。顎は急所だ」
不良「いい度胸だこらぁ!!!」
男教師「ふん……」
男教師(これでまた一人この学校から屑が減るな……くくく)
不良「―――やめた」
男教師「なに?」
不良「ほら、殴れよ。今なら更生するかもしれねえぞ?」
男教師「お前……!?」
不良「ほらほら。顎は急所なんだろ?殴れよ?無理なのか?腰ぬけ」
男教師「―――ふん!!!」
不良「ぐぁ!?」
男教師「教師を舐めるな。―――もう二度と大声で卑猥なことを叫ばないように。いいな?」