女教師「―――不良君!!」
不良「手加減、しろよ……くそ眼鏡……いってえ」
委員長「ちょっと、大丈夫?」
不良「うるせえ、さわんな」
オタク「そ、そんなこというなよ……委員長さんは……」
不良「黙れ」
オタク「……」
女教師「ほら、立てる?」
不良「触んな。自分で歩ける」
女教師「ダメ。ほら、口元、血が出てる」
不良「舐めときゃ治る」
女教師「保健室にいこっか」
不良「おい!きいてんのか!!」
女教師「はいはい」
不良「やめろ!!くそ……」
女教師「じゃあ、委員長さん。片づけ、お願いできる?」
委員長「は、はい……」
女教師「君も、手伝ってあげて」
オタク「は、はい……」
女教師「ほら、いくよ」
不良「だから、自分で歩けるっていってんだろ!?」
女教師「いいから。先生を頼りなさい」
不良「うぜえよ!?」
オタク「あ、あの……じゃあ……」
委員長「え?あ、うん。片付けしよっか」
オタク「あ、お、俺が持つから……」
委員長「え?いいよ。半分私が持つって」
オタク「いいから……男が持つべきだと思う」
委員長「そう?ありがとう。―――優しいね」
オタク「べ、べつに……ふふふ、普通だよ……///」