女教師「じゃあ、お願いします」
委員長「はーい」
委員長「といっても……結構量あるなぁ」
委員長「ま、雑用が委員長の仕事だしね。やろやろ」
オタク「あ、あの……」
委員長「え?あ、どうかしたの?」
オタク「て、手伝おうか?」
委員長「え?いいよー、こんなことで残ってもらうなんて気が引けるし」
オタク「いいから……ど、どうせ暇だし」
委員長「いいの?」
オタク「う、うん」
委員長「じゃあ、こき使っちゃうね♪」
オタク「そ、それは……」
委員長「はいはい!自分で言ったんだから文句言わない!」
オタク「う、うん……わかった」
オタク「この辺?」
委員長「うん!―――よし、終わりだね。本当にありがとう」
オタク「べ、べつにいいから。じゃあ、か、かえる……」
委員長「あ、待って。一緒に帰ろうよ」
オタク「え……?」
委員長「一人で帰るなんて寂しいからね。ほら、いこ!」
オタク「う、うん……」
―――駐輪場
不良「やべえやべえ……宿題のプリント忘れてたぜ……女教師の宿題だからなぁ」
不良「かったりぃなぁ」
委員長「へえ、ゲームが好きなんだ」
オタク「う、うん。今度お勧めのゲームを教えてあげようか?」
委員長「え、ほんとに?ありが―――あ……」
不良「よう。仲いいな」
委員長「ど、どうかしたの?」