―――不良の自宅
母「ん……?電話だ」
母「はい、もしもし?」
委員長『あ、の……不良君、いますか?』
母「え?ああ、なんかサイクリングに行くって」
委員長『サイクリング?』
母「うん。なんかね、先生の話したら出ていちゃって」
委員長『先生……担任のことですか?』
母「そうそう。で、なに?伝言なら伝えてあげるけど?」
委員長『い、いえ!!自分で言います!!すいません!!』
母「そうかい?」
委員長『ち、ちなみに……どこにいったんですか?』
母「ん?知りたいの?ま、多分だけどね。……もう委員長ちゃんがお嫁になってくれたらいいのに」
委員長『いや!!えと!!もう!早く教えてください!!』
母「はいはい……多分、レストランだね。早く行ってあげて。馬鹿なことしそうだし」