県内トップの高校へ
絢子さんは県内でもトップレベルの高校に主席で合格、卒業式には校長先生にお願いされて答辞を読みました。
その答辞では自分をいじめた不良を睨みつけて、
「人には、因果応報という業があります。自分でしたことには、人生の中で同じことが必ずかえってくるものです」
中学を卒業して2年後のある日。
元担任から電話
ある日の夜、かかってきた電話に出ると、当時の担任からでした。
ベロベロに酔っていて、「答辞のセリフは、俺に言ったんだろう。でも俺は結婚して子供も生まれて幸せだ。因果応報なんて、俺には当てはまらない。残念だったな」
酔っ払いの戯言に付き合いたくなかった絢子さんは、「シラフの時にまた電話してください」と伝えました。
すると担任は‥