また、父も普段は優しく接して(事故の前には既に紹介していて
気に入られてはいました。
しかし、食事などで長く同じ空間にいると、
週に1度くらいの頻度で、突然「ガァッ!」と声を上げて、
旦那を殴る蹴るということがしばしばありました。
母や私の力ではもちろん止められませんし、妹はもちろん静観。
旦那も反撃しないので、血だらけになっていることもありました。
そんな生活だったので、
旦那は家では何重もの理由と要因が重なり、
借りてきたネコのように怯えて暮らしていましたし、
自分から何か声を発すると言うことはほぼありませんでした。
常に旦那の味方をしていたのは母くらいだったと思います。
私も2人の時に、「ごめんね。大好きだよ。」と毎日のように
謝っていました。しかしいつもそういう訳でもなく、
義足に慣れるまでは、片方の脚がなくなったことで
不自由を感じて耐えられなくなった時には、
旦那に獣のように感情的になりながら当たり散らしていました。