風呂場は玄関脇にあるので、比較的狭い通路になっている。
扉は通路側に開くので、風呂場の扉の前にソファーを設置。
これだけだと心配だなとか考えて、
ソファーの上にホームセンターなんかで売ってるシルバーラックをそっと乗せておいた。
何も知らない風呂場ではキャッキャウフフと何やら騒々しい。
締め出した事で少し余裕が出てきたのか、
携帯を置いてるんじゃないかと思って探してみると二人分の携帯を発見。
どちらもロックがかかってないので簡単にメールやら電話帳やらを確認できた。
男の方の携帯のメールにはA子の他にも本命の彼女と思しき人とのやり取りがあったのでメールを送ってみた。
内容は
「はじめまして、俺男と申します。
現在、我が家の風呂にてB男さんと私の彼女がお風呂でイチャイチャしておりましたのでご連絡差し上げました。」
これだけでは信じてもらえるか分からないので、
部屋に散乱してる二人の服を写メで撮って添付して、俺の連絡先も合わせて送信。
作業に没頭してると風呂場が少し騒がしくなってきた。