ジャイアン「……やったか」
しずか「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
スネ夫「ありがとう、これでエンディングへ一歩近づいたよ」
スネ夫「そうそう、一つ謝らなきゃいけないことがあるんだ」
スネ夫「嘘ついててごめんね」
そういいながら僕はさっきの鉈でジャイアンの首を宙へ舞い上がらせた。
しずか「スネ夫……さん? 冗談よね? 私にはそんなことしないわよね……?」
スネ夫「実はね、この物語は最後に僕以外の人が全員消えないとエンディングにならないんだ」
スネ夫「しずかちゃんたちには言ってなかったけど」
しずか「そ……そんな」
しずか「ふざけるなあああああああああああ!」
しずか「この畜生めがああああああああああ!」
スネ夫「本当に良かったよ、しずかちゃんが天使じゃなくて」
しずか「この! 汚らしい! 汚物が!」
しずかちゃんは尚も僕を傷つけるが瞬時に傷は塞がっていく。
スネ夫「こんな醜い人間が天使だったらと思うと僕の天使ちゃんが穢れちゃう」
飛び掛ってきたしずかちゃんにの首も宙へ舞い上がらせた。
スネ夫「まあ、こんな青狸が天使っていうのも納得いかないけどね」
スネ夫「さて、残りを片付けに行くとしようか」
その日、一晩中僕に関係した人物を消していった。
ふぅ、どうにか明日中にはこの堕落した物語もエンディングを迎えそうだ。
スネ夫も分かってるじゃないか、天使は最後に消えなきゃいけない。
今は動けなくなる程度が丁度いい。
……待てよ。
スネ夫の行動が少し不自然じゃないか?
さっきあいつはなんていった?
スネ夫『さて、残りを片付けに行くとしようか』