クラウチ「それでは、仕方あるまい。この4人が代表選手として競うほか無い。」
クラウチ「ゴブレットの魔法契約の拘束力からして、ほかに方法がない。」
しんのすけ「ほうほう」
クラウチ「では、第一の課題について。君達の勇気を試すものだ。武器は杖だけで我々の用意する障害に立ち向かってもらう。」
クラウチ「第一の課題の後に、第二の課題のヒントが与えられる。また選手達は課題の準備の為、期末試験が免除される。」
ダンブルドア「これで今伝えておくべきは全部かの。それじゃあ、代表の諸君は寮に戻るがよい、きっと祝ってくれるじゃろう。」
部屋を出ると、
セドリック「どうやって、名前を入れたんだい?」
しんのすけ「だから、オラ入れてないゾ・・・」
セドリック「そう、じゃあまた・・・」
しんのすけ「何でオラって、いつもトラベルに巻き込まれるんだろ・・・」
寮に帰ると、しんのすけは矢継ぎ早に質問攻めにあった
フレッド「どうやってふけ薬も飲まずにやったんだ!?」
しんのすけ「だから、オラ・・・」
アンジェリーナ「グリフィンドールから選手がでて嬉しいわ!」
ロン「みんな、騒ぐ気持ちは分かるけど、しんのすけは名前を入れたりしてないよ。」
ハーマイオニー「そうよ、トライウィザードトーナメントについて全然興味持ってなかったし」
しんのすけ「そういうことだゾ」
しんのすけ「二人ともおかげで助かったゾ!」
ロン&ハーマイオニー「どいたまして!」
しんのすけ「あれ、風間くんは?」
ロン「先に寝室で休むって。」
しんのすけ「頭痛でも痛いのかな?」
寝室
しんのすけ「頭痛は大丈夫?風間くん」
風間くん「人を勝手に頭痛にするなよ!」
しんのすけ「それはごめんなさいの国さいたま!」
風間くん「・・・それで? どうやったんだよ?」
しんのすけ「どうやってって?」
風間くん「とぼけるなよ! どうやってゴブレットに名前を入れたか聞いてるんだよ!」
しんのすけ「・・・え!? オラホントにやってないゾ・・・」
風間くん「いっつもそうだ、おいしい所は全部お前が持ってくんだ!」
しんのすけ「だから・・・」
風間くん「悪い、頭痛がするから話しかけないでくれるか?」
数日後の朝 校庭
ハーマイオニー「いつまで風間くんと喧嘩してるの?」
しんのすけ「オラ、知らないゾ! あんな、かわらず屋・・・」
ハーマイオニー「それを言うなら分からず屋って、あなたがに非がないのは分かってるけど・・・」
しんのすけ「ならこの事は、ほっといて欲しいゾ! 男同士のバリケードな問題なんだから」
ハーマイオニー「デリケートって言いたいの? それなら、もう言わないわ。」
ハーマイオニー「でもこっちの問題は放っておくわけには行かないわ!」
しんのすけ「こっちの問題?」
ハーマイオニー「あなたの名前がゴブレットから出てきた事よ! 貴方の周りに何らかの罠が仕掛けられてるのは確かだわ!」
しんのすけ「でも、オラにはどうしようも無いゾ・・・」
ハーマイオニー「なら大人に相談するのよ! 例えば、シリウスに!」
しんのすけ「・・・どうしてわざわざ逃亡中の人に相談するの? マクゴナガル先生でも良いと思うゾ!」
ハーマイオニー「それもそうね、・・・でももう手紙だしちゃったわ!」
しんのすけ「やれやれ、オシリスおじさんも大変だゾ・・・」