ボム兵「……」ジジジ…
ボム兵「……」ジジジジジ…
カツオ(爆発する……! ここまでか……!)
ボム兵「……」フッ
カツオ「え!?」
ボム兵「……」サササッ
カツオ「へ……?」
フネ「お父さんはね、テストの点数が悪かったのはよくないことだが」
フネ「きちんと正直に話したことは立派だ、といってるんだよ」
カツオ「お父さん……」
フネ「だけど、これからはもっと勉強頑張りなさいって」
カツオ「うん、ぼく頑張るよ!」
ボム兵「……」コクッ
タラオ「よかったですぅ~」
サザエ「父さんだっていつも怒ってばかりの人じゃないのよ」
ワカメ「お姉ちゃんが一番おびえてたくせに~」
タマ「ニャ~ン」
フネ「……」ペタペタ
カツオ「あれ、お母さん、何作ってるの?」
フネ「おはぎだよ。お父さんがカツオが正直に話した記念に食べたいっていいだしてね」
カツオ「やったーっ!」
ワカメ「おはぎ楽しみ~!」
タラオ「楽しみですぅ~」
マスオ「お義母さんのおはぎは絶品ですからねぇ」
サザエ「父さんも心なしか待ち遠しそうだわ」
ボム兵「……」ソワソワ
フネ「できましたよ」
ボム兵「……」ニコニコ
サザエ「じゃあ、まず一個目は……」
カツオ「お父さんからどうぞ!」
ボム兵「……」コクッ
「お、いい匂いがすると思ったら、おはぎですかぁ~!」