服がボロボロになってて、
ガタガタと震える姿・・・
◯◯◯されたってわかった・・・
俺は怒りがこみ上げてきて、
そして彼女が愛おしくなって泣いた。
彼女もまた泣いた。
その後、俺はずっと彼女を抱き続けた。
「ありがとう、○○君の力が効いたよ。」
俺は送っていこうとしたけど、拒否された。
「勉強してね」と悲しげに必死に作った
笑顔で帰ろうとした彼女。
でも彼女は外に出てた途端、
家の前のいた通行人の男性を見てビクッと
して動きがおかしいのがわかった。
結局俺が家まで送っていった。
彼女の家に着くと、
彼女の父親が俺を怒鳴り付けてきた。
父親の娘に対する気持ちが伝わってきて、
彼女を守ってくれそうだと思った俺は
父親の説教を聞いている間も心は落ち着いていた。
少々長くなった説教を聞いて帰るとき、
彼女はこう言って笑顔で手を振ってくれた。
翌日、俺が受け取ったのは・・・
次の日、いつもは始業時間ギリギリに行く俺が、
少し早く学校に行った。