なんと女の子はあの時、
トイレを我慢していたのです。
内気でおとなしくシャイだった女の子は、
先生に「トイレに行きたい」と言えなかったのです。
しかしどうしても我慢できなくて
お漏らしていたのでした。
そのことに誰よりも早く気付いたのが、
水をかけた男の子だったのです。
女の子を助けようと一生懸命考えました。
必死になって考えついたのが花瓶でした。
花瓶の水をその女の子のスカートに
わざとかければ漏らしたことを
周りのみんなに気付かれないようと考えたんです。
自分が先生や友達から変に思われようとも、
その子を助けたかったのです。
周りの子からは避難の声を浴びせられたけど、
一言もその事実を語りませんでした。
先生も他の生徒もこのクラス会までその事を知らなかったのです。
その子の話が終わったとき、
偽善でなく、助けたい一心で行動した男の子に
大きな拍手が湧きクラス会は大いに盛り上がりました。
かれこそ本物のヒーローですね!
とっさに行動した事もさることながら
女の子を守る為に自分が悪者になる事を
とっさに選択した勇気。
中々できる事ではありません。
女の子もその男の子の名誉回復の為に
精一杯の勇気を振り絞って
自ら告白したこともとても素晴らしいことです。
このような勇気行動に学ぶ事は大きいなぁと感じます。