【※感動※】ドラえもんがいなくなって2年が経った・・・のび太「もう二年、か」

のび太「あ、ごめんなさいっ!」
『最初は僕が君を助けるためにやってきたのに、最近は君に助けられてばかりだね。』
どら焼きやに着いた。でも、ドラえもんの姿はなかった。

『正直、君に初めて出会ったときは、心底不安になったものさ。』
空地にやってきたが、ここにもドラえもんはいなかった。
『中一の頃の文化祭、覚えてるかい?』

小学校の裏山にも、ドラえもんはいなかった。
『僕と一緒に屋上から空気砲で特大クラッカーをつくったよね。今思えば本当に無茶なことしたよ。』
慌てて走ってきた裸足が切れて血が出た。

『それでも最優秀クラスになれなくて、君は泣いたね。「絶対なってみせる」って。』
山道に足を取られて転んだ。
『あれからだね。僕に頼らなくなったのは。』

のび太「いってぇ……」
『もう、今の君なら僕は心配ない!』
のび太「嘘だ……絶対嘘だ……」グスッ
『君はもう一人で立ち上がれる!だから、さようなら。のび太くん。 ドラえもん』

のび太「ドラえもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!」

…………
……

のび太「……」
バンッ
しずか「のび太さんっ!」
ジャイアン「のび太!!」
スネ夫「のび太ぁ!」

のび太「しずちゃん、ジャイアン、スネ夫!」
スネ夫「今日のお前、すごく悩んでるみたいだったから心配になってみんなで家まで行ったんだけど……」ゼーハー
しずか「まだ帰ってないってきいて……」フゥフゥ

ジャイアン「なんとなく思ったんだ。ここじゃないかってな。」ハァハァ
のび太「もう、心配いらないよ。」
スネ夫「え……」

のび太「ここにはけじめをつけるために来たんだ。」
ジャイアン「なんだよ……俺はてっきり思い出の中学校で飛び降りでもしだすのかと思って……」
のび太「はは、ごめんごめん。」

しずか「まったくのび太さんは心配ばっかりかけて……」
『まったくのび太くんは心配ばかりかけて……』
のび太「……!」

ジャイアン「やっぱりのび太には俺たちがいなきゃダメだな!」
『やっぱりのび太くんには僕がいないとダメだなぁ。』
スネ夫「で、結局のび太の進路はどうするんだ?」
のび太「あ、あぁ、僕は先生になろうと思うよ。」
スネ夫「先生に?」

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