しかし、彼が事故に遭い
一度は元気になったものの他界・・・
まるでドラマのような展開でその恋は終わりました。
正確に言えば私の恋は終わってはいなかったのですが・・・
彼が私の世界であり彼こそが私の全てだった
亡くなってからもずっと彼が忘れられず、
やっと好きになれたと思った部活の先輩は
結局は彼の面影を重ねていただけだった事に気がつき
すぐに別れました。
もう好きな人に置いていかれるのは嫌だった。
だから人を好きになって失うのが恐くて
新しい恋愛から自分で自分を
遠ざけていた部分もあったのかもしれません。
『もう誰も好きにならない・・・。むしろずっと彼だけを愛してる』
そう思っていました。
彼が居ない世界で生きていく意味が見つからず何度も自殺未遂
でも、結局死ねなかった。
気がつけば彼を好きになってから10年が経っていました・・・