【※涙腺崩壊※】隣に住んでる中学生の女の子から1,000円貸して欲しいと言われ・・・

お年玉は何に使うでも無く「無くなる予定が無いお金です。」通帳眺めて嬉しそうにしてて。

俺が十五の正月に貰ったお年玉の使い道を思い出すと、あまりに子供っぽくて恥ずかしさ感じた。

ふと気になって「入試大丈夫?」言ってみたら「ちゃんとやってますよ。」自信ありげで。

「心配しなくていい?」「ですよ。」「ホントに?」「って思ってないと。」やっと少し本音で。

選んだ学校はまず落ちないレベル。でも周りは塾とかでどれだけ伸びてるか解らないのは、不安。

俺や親父達やお婆さんが進学勧めて。進学決めたら一緒に行こうと喜んでくれた友達もいて。

「落ちれないですね。みんな期待してくれてるし。」重荷にならなければいいなと思ったけど、

「制服かわいいし。」付け足して。「まさかそれで?」「あは。ちょっと。ちょっとですよ。」

自分から頭持ってきて。手、乗っけて。そういうのもアリかなと、余分に撫でた。

二月の半ば過ぎに入試。入試前には同じ学校受ける友達を市営に呼んで一緒に勉強して。

彼女の学校での事は最初に聞いた時に微妙な雰囲気になって以来聞けなかったけど、

ちゃんと仲いい友達がいて楽しく過ごせてるってのは感じられて。それには安心して。

でも集まると話し始めるのは仕方の無い事らしく。身が入ってる様子は無いとお婆さんは笑って、

「なるようにしかならんからね。」気負ってるよりは安心してられると。俺もそう思う事にした。

彼女は「見たいって言うから。」と俺の部屋に友達連れて来たりもして。

後で「大きいー。」「怖くない?」その二つは必ず言われると笑って。だろうなと納得した。

入試の前日に「入学祝い何がいい?」フライングして聞いたら「制服です。」って答えで。

その時着てた中学の制服ちょっと持って「これ、着れなくなるし。」少し寂しげで。

お母さんに買って貰った最後の服。思い入れはあっても中学出て着続ける事は出来ない。

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