私は人生で初の彼女を、
自分の手で手に入れることができました。
自分が認められた気がして、
ホッとしました。
そして言うまでもなく、とてつもなく嬉しかったです。
もう死んでもいいなぁと思いました。
でもせっかく今こんなに楽しいのだから、死にたくないなぁとも
思いました。
それからゆみとはたくさんデートにいきました。
本当に楽しかったです。
そして今となってはどれも懐かしい思い出になってしまいました。
そしてそんな大学生活も終わりを告げます。
私はある専門広告代理店に内定をもらいましたが、
わけあって
大学時代にバイトとしてお世話になっていた予備校に就職することになりました。
私はなぜか予備校講師に向いているらしく、
今現在ではそこそこ人気のある講師になることができました。
そこで私はよく冗談まじりでこんなことを言います。
「大学受験は勉強することが大事です。
しかしもっと大事なことがあります。
それは適度に体を動かすことです。
そう、例えばジョギングとかね。」
終わり