俺はどうせなら待っててくれればよかったのにと思ったが俺にそんな贅沢が許されるはずがない
俺はリア充デビューしたことを証明する(実際は究極ぼっち)ためにまずはブス女から、とブス女と喋りはじめた。
俺「A子何時に着いたの?」
解説 : A子はブスの中では上の方。いうなれば下の上といったところだ。
ちなみに俺はA子の事を名前で呼んだことはない。
A子「え?あぁ、10時20分ぐらいかな」
俺「へぇ・・・」
会話終了
他のB江、C美は
ただの不細工なので話す価値なしと判断し話しかけなかった。
まぁル●ス到着。
俺=ぼっち とする。
DQN「おう!ぼっち!久しぶり!」
俺「おう!」
俺は柄にもなく大きな声で返した。
DQNは若干からかった感じで俺を呼んだのだが
何故か元気に返されたため戸惑っていた。
DQN「お、おう・・」
ル●スはコのじ型の椅子があり、その中央にテーブルがあるという構成。
俺は一番端っこの空いている席に座った。
級長「じゃあ3年2組のクラス会はじめまーす!」
ガヤガヤ ガヤガヤ
そして俺の持論が発動する。
“眠たそうにしているとカッコいい”
俺はル●スで皆がメロンソーダを頼む間、ずっとB子に「眠い眠い」と連呼していた。
ミサワばりに眠い眠いと言っていた。
途中、演技でコクっとしたりもした。
B子も俺に愛想をつかし別の人と話始めた。
俺は一人になった
出発前のあの自信はどこに行ったんだろうか。
俺は一人になったとき、朝張り切ってジョギングしたことや朝シャワーを悔やみ、
あんなに朝はやくにご飯を作ってくれた母ちゃんへの申し訳なさで泣きそうになった。
もうすべてが終わった。
このクラス会、予定では午後7時まで続く。
始まってからすぐ、たぶん11時10分ごろ、俺はホームシックにかかっていた。
幸い、眠いフリをしていたので俺はル●スの机に突っ伏す形で眠りだした(フリ)
皆の話し声が鮮明に聞こえる。
「彼女がさ~ギャハハ!」
「俺のダチがさ~ハハハ!」
もうダメだ。
もうダメだ。
皆が注文したメロンソーダが来た。
誰かがまとめて注文したらしく余計なことに俺の分まであった。
隣のA男が
「ぼっち~メロンソーダきたぞ~」
A男が頻りに俺をゆするが俺は寝たフリを続けた。
引くに引けなかったのとたぶん涙目だったからだ
俺は突っ伏したまま
「ちょっと寝させてもらう。その辺置いといて」
と言った。
そのあと俺は眠りに入った(演技ではない)
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