ドリンクを飲み干しても外に出ることはできなかった。
もうだめだだめだ。
しかし、ここで余計なことに女子の一人が俺に
「ぼっちも歌いなよwwww」
他女「クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
クソワロタとは言ってないが内心そう思ってただろう。
俺は強制的にコブクロの「蕾」を設定された
俺は蕾を歌い始める。
今度はしっかり歌おうと決めていざ歌唱!
「き、きえそ・・・に・・・・さきそな・・・つぼみボソボソ」
ご想像の通り俺はボソボソ歌唱法を駆使し歌い上げました。
女共はヒソヒソ噂しながら聞いてる。
時折大爆笑を交えながら。
後の俺はただ沈黙し続けた。
もう歌を求められることもなく、トイレも喉の渇きも我慢し、17時を迎える。
辛かった。
今まで一番長い5時間だった
17時に再度ル●ス前に集まった。
今までの俺は
皆
俺
ぐらいの距離でついていったが、憔悴しきっていた俺は
皆
俺
ぐらいの距離で付いて行った。
級長「楽しかった?」
DQN・バカ女「楽しかったよぉ」
級長「これからどうする?飯はまだ早いし……」
ここで悪魔が言葉を発する。
DQN「カラオケ楽しかったから今度は皆でいかね?」
俺は死を覚悟した。
これが肯定されたら俺は死ぬ。
級長「マジ?でもカラオケさっき行った人飽きたんじゃない?」
DQN共「ぜんぜ~んwwwwwwwwww」
級長「じゃあいこか」
※これはフィクションではありません。釣りでもありません。
俺が何故帰らなかったのか疑問に思ってる人が多いが
お前らならわかると思ったんだがな……
リア充やDQNが「用事で帰るわ」って言ってもマジっぽいじゃん?
でも俺みたいなやつが同じこと言うと「あいつ一人だったから辛かったんだねwww」みたいな話するだろ?
俺の心が弱すぎるのかもしれんがどうもこれに耐える自信がなかった
そしてカラオケに。
今度は人数が多い為3グループに分けられた。
リア充男軍団・女軍団・女軍団2+俺
案の定俺は女子軍に混ぜられた
今度の女子軍はさっきボウリンググループだったリア充女子軍。
中学時代は俺をバカにしていたクズ共だ。
分けらた過程
級長「3つに分けよう」
↓
俺余る
↓
級長「じゃあ一番人数少ない女子軍2おね」
↓
現在
こうなってる
女子軍2に分けられたとき
「え~っ」とか「嫌なんだけど」とか聞こえてきた。
向こうは俺が聞こえてたことはたぶん知らない。
そして入室。
ギャル「ぼっちウチらのジュース入れてきてよwwwwwwwwww」
これはwwwwww
俺は溶け込めるかもしれないwwwwwwwwww
ぼっちだとわかると思うんだがパシリでも話しかけられたって事実がうれしいんだよね。
てっきり始終無視かと思ってたから余計にうれしかった。
俺はココアやらなんやらを持って部屋に戻った。
しかしお礼もなんもなし。
マジでなんもない。
ギャルはもう歌い始めてる。
俺はそっとコップを置き、女子から少し離れたところにしりを置いた。
なんかそのカラオケの部屋明度調整ができて、ギャル共が部屋を暗くしてたんだよね。
カラオケの画面の光の点滅が俺の目を疲労させた。
「目が疲れた」と言い残し
俺は就寝した。
就寝と言っても目を瞑り頭を落としただけ。
実際には起きてるが寝たフリしないと耐えられなかった。