男友「……ゴホン。 えっと、お二人とも、よろしいかな?」
男「ん、どうした?」
女「何かしら?」
男友「話が曖昧な方向へと流れていかないうちに、いろいろと聞いておきたいのでs―――」
『キーンコーンカーンコーン』
男「あ、チャイムか」
女「そうね、席に着きましょう」
男友「…………いや、情報屋の名に誓って必ず突き止めてやるから、覚悟しておくんだな……!」
男「あぁ~、はいはい、分かったよ。 ただ、俺としてはあまり言い触らしたくないから、なるべく他の人に聞かれない場所でな」
男友「合点承知!」
女「男友くんって、キャラがぶれているわよね」
男友「…………な、何気に酷いことを言われたような気がする」
男「気にしない方がいいと思うぞ~?」