ー放課後ー
男(宣言通り、女さんは昨日の嘘をつき通しやがった……俺が本当のことを言ってもなぁ)
男友「さて、散々待たせたんだ。 そろそろ説明があってもいいと思うが?」
男「心配するな。 女さんが説明していない裏の部分まで、お前だから特別に説明してやるから」
男友「裏の部分……? 何か隠していることでもあるのか?」
男「聞けば分かるさ……っと、女さん? どうした?」
女「男くん、一緒に帰らないかしら?」
委員長「ひゃーっ、女さん大胆っ! 男くん、早く昔のこと思い出しなさいよ!?」
男「あ、えっと……少し、待っててもらえるかな?」
女「どうして?」
男「……こいつに、事情を説明しなければね」
男友「どうも~っ」
女「…………」
男(うわ、明らかに“本当のことを言ったら、どうなるか分かってるわよね?”っていう目をしている……)
女「分かったわ、大体どれくらいかしら?」