男「……んっ、んぅ……? あ、れ……もう、夜……?」
男「痛ぅ―――!? あ、頭が……そうか、風邪ひいたんだっけ……?」
男「えっ、と……もう二十二時か。 姉ちゃん、どうしてるかな……? 流石に女さんは帰ったか……?」
女「ここにいるわよ?」
男「ッッ!? び、びっくりした……!」
女「最初は苦しそうにしていたけれど、今は少し楽になったかしら?」
男「あ、あぁ……熱は上がり切ったのかもしれないね。 少しは楽になった」
女「だったら、ヨーグルトでも持ってくるわ。 食べられるでしょう?」
男「うん、ありがとう。 姉ちゃんは?」
女「風邪薬とか、熱冷ましシートとかを買いに行っているわ。 起きた時に必要だろうって」
男「風邪薬、なかったのか……」
女「あなたもお姉さんも、最近は風邪をひいていなかったのでしょう?」
男「まぁ、健康は一つの取り柄だったからな……こうして熱出しちゃったけど」
女「いいえ、私にとっては都合がいいわ。 ありがたいくらいね」
男「……? どういうこと?」
