【※青春※】女「あなた、昔からこの辺りに住んでいる?」 この転校生の一言から男の日常が変わった結果・・・

女「少し、乳製品独特の臭いが残っているわね」

男「本当に悪かったって……だから、少しはその無表情をなんとかしていただけないでしょうか?」

女「どうして?」

男「どうしてって……その、怒っていらっしゃるのは分かるんだけど、無表情だと……余計怖い、というか」

女「……許してあげてもいいけど」

男「ほ、ほんとか!?」

女「逆に一つ質問するわ。 あなたは、私が嬉しそうに笑っているところを見たことがあるのかしら?」

男「えっ? そんなもの、あるに決まって…………ないな」

女「えぇ、ないわ。 無表情がデフォなのだから、“逆に怖い”などと言われてもどうしようもないのだけれど」

男「いや、それは……ごめんなさい」

女「最初から怒ってなんていなかったわ。 少し、不機嫌といえば不機嫌ではあったけれど」

男「えっと……ふ、服は弁償させていただきます」

女「そんなに気を遣う必要はないわ。 将来のために、お金は貯めておくべきよ」

男「え? あ、それはありがたいんだけど……そんな、普通に諭されるとは思わなかった」

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