ー15年後ー
のび太「ああ、あぁ、分かってる。次のプレゼンまでに『dr-32』についてのレポートをまとめておいてくれ。うん、うん。よろしくな。」ピッ
のび太「・・・はぁ。」
ノビスケ「あ!パパー!」
のび太「ん?おぉ!ノビスケ、お前も幼稚園の帰りか?」
ノビスケ「うんっ!」
しずか「あら、あなたも今帰り?」
のび太「あぁ、そうだよ。」
ノビスケ「えへへ」
のび太「よし!じゃあ、みんなで帰ろうか!」
ノビスケ「うん!」
しずか「ふふふ。」
ノビスケ「ただいまー!」
のび太「おーい、ちゃんと靴そろえろよ。」
ノビスケ「あとでやるー!」
のび太「・・・はぁ。まったく。」
ピッ
『次のニュースです。』
『タイムマシーンの実用化に向けた対策本部が設立され・・・』
のび太「・・・タイムマシーン。」
『本部では、対策として、タイムパトロールの設置を・・・』
ノビスケ「パパ?タイムパトロールってなに??」
のび太「え?」
(僕が助けに来たこと、忘れないでね。)
のび太「タイムパトロールってのはな、正義の味方だ。」
ノビスケ「正義?」
のび太「そう。僕がピンチだったときに、助けてくれた命の恩人だ。」