大好き大好き大好き大好き。ありがとう。大好き。今までありがとう。愛してます。死んでも愛してます。絶対にあなたから離れません。
あなたがいつか、別の誰かを愛しても、それでも私を忘れないでほしいのです。
言葉にして言えませんでした愛してます大好きです。ずっとあなただけ見ていました。これからもずっと見ています。
髪を切るたびドキドキしていました目が離せませんでした。あなたが笑うたびに私も嬉しくなりました。あなたが悲しむと私も泣きそうになりました。
どこにいても見守っています。夢を追いかけるあなたを、あなただけを応援しています。
いつまでも愛しています。大好きです。愛しています。
さようなら』
男「…………」
男「…………」
男「……あ、あ、あああ。う、ぁ」
男「う゛……っう、あ゛、ぁ゛ぁ゛ぁ゛」
男「あああああああああっ! ああ、ああああああああああああああ!!」
男「ああああ! あ、あぁぁぁぁぁ……」
男「愛してるんだっ! 俺も、お前のことを愛してたんだ! 大好きだったんだ! ひたすらお前が大好きだったんだ!」
男「なぁ……どこだよ、どこにいるんだよぉっ!」
男「見守ってくれるんだろっ!? どこだよどこにいるんだよ姿を見せてくれっ! 声を聞かせてくれ! 手を握らせてくれ!」
男「あああああ……俺も、大好きだ……グズッ、愛してる……グズッ、ズズッ、愛してる……ずっとずっと……時間を跳び越えてでも……不可能を可能にしてでも、もう一度……会いたいよっ……」
男「何でいなくなっちまうんだよ……っ。俺の、見守ってくれるんだろ? なあ、なあっ!」
男「…………」
男「まだ、続きが……?」
『P.S. 携帯のボイスメモ 一番上』
男「…………」シャッシャッ
男(データが大量に……どれも6秒とかその辺だ)
男(ひょっとして、失敗したデータの消し方分かんなかったのかな)