しんのすけ「お!何だこれは?」
みさえ・ひろし「!」
しんのすけ「変なの。もしかしてバーベキューでもするの?」
ひろし「…」
みさえ「そうかもね」
しんのすけ「当たり?はずれ?」
みさえ「さあね?」
しんのすけ「母ちゃんのおケチ」
みさえ「何とでも言いなさい」
しんのすけ「うー…母ちゃんの出べそ、ケツデカおばば、皺クチャおば…」
みさえ「……」ガシッ
しんのすけ「!!」
みさえ「だーれーがー皺クチャおばばですってー?」グリグリグリ
しんのすけ「おうふぅ…いだだだだ…母ちゃん許してー」
ひろし「…おーい、お前ら出発するぞー」
みさえ「日曜なのに思ったより空いてるわね」
ひろし「どこも不景気だからなー」
みさえ「…他人事みたいに言うのね」
ひろし「おいおい、今日くらいそういう話はよしてくれよ」
しんのすけ(父ちゃんと母ちゃん、また喧嘩し始めた…)
しんのすけ「母ちゃん母ちゃん!」
みさえ「あら?なによ」
しんのすけ「オラ、喉渇いたぞ」
しんのすけ「ほら、ひまもお腹減ったって?」
ひまわり「たゆー?」
しんのすけ「さっき、鞄にジュース入れてたの見たぞ?」
みさえ「……」
しんのすけ「母ちゃん?」ドキドキ
みさえ「もう、目敏いわね」ゴソゴソ
みさえ「はい」
しんのすけ「サンキュー母ちゃん」
ひまわり「たゆうっ」
みさえ「はいはい。しんちゃん、ひまにも渡してあげて」
しんのすけ「ほーい!」