【※泣いた※】みさえ「他はガムテープ、睡眠薬、それから、遺書ね」ひろし「…ああ」

しんのすけ「ぶりぶりーぶりぶりー♪」

しんのすけ「風間君とマサオ君、こんなに近くでケツだけ星人しても、全然気が付かないぞw」

しんのすけ「ぶりぶりーぶりぶりー♪」ぷぅ…

しんのすけ「…」

しんのすけ「おっと、マサオ君のお顔の前で、おならが出てしまったぞ…」

風間「ごめん…」

マサオ「ごめんね…しんちゃん」

しんのすけ「ほっ…良かった。見えない聞こえないだけじゃなくて、臭わないんだな」

【トラック・荷台】

ブロロロロ…

ひろし「…」

みさえ「…」

ボーちゃん「…」

ひまわり「たあ♪」

ひろし「何で、借金取りがひまわり抱いてんだよ?」コソッ

みさえ「しょうがないでしょ?取り上げられたんだから!」コソッ

ひろし「しかも、何か懐いてるし!」コソッ

みさえ「知らないわよ!」コソッ

ボーちゃん「…」

みさえ「…」ちらっ

ひろし「…」コクッ

みさえ「あ、あの…」

ボーちゃん「何だ?」

みさえ「こ、子供好きなんですか?」

ボーちゃん「…普通」

みさえ「普通、ですか?でも…しんのすけにも随分、親切にしてくれましたよね?」

ボーちゃん「普通。見ていられないくらい、可哀想だっただけ」

みさえ「…」

ボーちゃん「どうして、息子に辛く当たった?」

みさえ「…しんのすけが…能天気に、幼稚園に通ってるから…」

ボーちゃん「能天気?」

みさえ「そうよ…息子を幼稚園に送り出した後、ずーっとあんた達が家の前をうろついていたから」

みさえ「何度もドアを叩いて…ご近所さんにも変な噂が立つし…なのに、あの子は!」

みさえ「のーてんきな顔して、母ちゃんただいま…苛々すると小じわが増えるぞって!」

みさえ「あんたが!あんたが!楽しくしている間に…私が、どれだけ大変な目に遭ってるかあ!!」

ひろし「み…みさえ…」

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