【※衝撃体験※】山で遭難、イノシシと遭遇→ゴンってぶつかって来て気絶。目が覚めると目の前にはなんと熊が!

しばらく進むと水の音がしてきた。

『そう言えば喉渇いてたな……』

と思った途端に腹も減ってきた。

そうだ、昨日から何も食ってなかった。

山菜も小熊に横取りされたし、水だけでもたらふく飲みたいなあって思った。

熊親子は川まで来ると、水を飲みだした。

俺も釣られて水がぶ飲みした。

水を大量に飲んでとにかく腹を膨らませないとって思った。

水を飲んだことにより、多少の安心感が生まれた気がした。

小熊はそのまま水遊びを始める。

 

親熊は日陰に移動して座り始める。

『何これ……俺どうしたら良いの????』

とりあえず暑いので俺も日陰に移動した。

なんとか村に帰る方法を考えないといけない。

けど体はボロボロだし一度体力を少しでも回復しとかないと……とか色々考える。

色々考えすぎて上手い事帰る方法がまとまらない。

 

「なあ、村の方向知らないよね?」

何故かわからないが俺は親熊にそう話しかけた。

親熊

「……」

当たり前だが返事は無かったが、帰る方法考えてる内に

『とりあえずこの熊は大丈夫な奴らなんだな』

って事だけなんかわかって、それだけで急に安心感と心の余裕が生まれ始めた。

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