そんなことを先輩に聞くわけにもいかず、黙り込んでいたら、なんか妙な雰囲気になってしまった。麻美先輩の両親は仕事に行っていて、二人っきり。
「池野君さあ、あたしの水着姿、チラチラみてるよね?違う?」
とつぜんストレートな質問が来た。慌てる俺。
「え、あっ、いやその、先輩、スタイルいいなって……」
「ホント?変なところに筋肉ついてないかな?」
「そんなことないっすよ」
「あたしさー、まだ背が伸びてるから、今の水着、ちょっとキツくなってきたんだー」
「ちょっとキツめくらいのほうが、抵抗も少ないし、いいじゃないっすか」
「試合のときだけならいいけど、肩も食い込んでいたいしさー、毎日アレはキツいわw」
麻美先輩、なんだか妙にハイテンションになってきたw
「でね、新しい水着買ったんだー」
「いいっすね」
「見せてあげる、ちょっと待ってて」
そう言って、麻美先輩は自分の部屋に戻っていった。
10分ほどして、バスタオルを体に巻き付けた麻美先輩がリビングに戻ってきた。
「いい?似合ってるかどうかわからないけど」
「はっ、はいっ」
「じゃーん!!!」
麻美先輩は、バスタオルをパッと取り払った。
スカイブルー基調で、背中から両サイドに水色のラインがデザインされた競泳水着だ。
今までの地味な紺の水着よりも、かなり見映えが良い。
「どう?」
そう言いながら、麻美先輩はモデルさんのようにクルクル回り、全身くまなく俺に見せつけた。
やや小ぶりだが形の良さそうな胸のふくらみ、柔らかそうなおなかにもぴったり張り付いたスカイブルーの生地、腰のくびれを強調するOバックの背中、形が丸わかりのキュートなヒップ、そして、ややハイレグ気味の最小面積の薄い布で隠されている、麻美先輩の女の部分。どれもこれもが、エロく見えた。
やりたい盛りの高校生がこんなもの見たら、興奮するなと言う方が無理だ。俺のチンポには血液が集まり始め、硬さと太さに変化が現れ始めた。
そのままではズボンの上からわかってしまうので、腰を引いたり、視線をそらせたりして何とかチンポの変形を解こうと努力した。が無理だった。