男教師「―――で、私が何故教師になろうと思ったかだけどな」
委員長「はあ……」
ピリリリリリ
委員長「あ、すいません。―――電話にでますね」
男教師「あ、ああ」
オタク『もしもし……えっと、分かったら『また明日ね』って言って電話を切ってください』
委員長「へえ、そうなんだ。それで?」
オタク『今から二階に上がります。もしものときはブザーを。危なくなりそうになったら、電話をかけてください。かけるだけでいいです」
委員長「うん。じゃあ、また明日ね」
男教師「もういいのか?」
委員長「はい。すいません、続きを」
男教師「えっと……どこまで話したかな?」
委員長「なんで教師になったのかですね」
男教師「ああ、そうだ。つまりな―――」
委員長「……あ、れ……眠い……?」