僧侶「回復呪!!」パァア
勇者「あ、僧侶!」
僧侶「みなさん、すみませんでした。ちょっと手が人が来まして」
盗賊「助かったぜ」
勇者「じゃあ一気にやっちゃおう!」
魔法使い「詠唱終りましたですぅ~火炎呪!!」ボボォ
盗賊「おっしゃあああああ!」
勇者「倒した!」
魔法使い「あ、なんか落としたですよぉ」
盗賊「剣だな、炎の剣か?」
勇者「か、かっこいい」ワクワク
僧侶「勇者が装備したらどうですか?」
盗賊「いいんじゃね。アタッカーだし」
魔法使い「ですぅ~」
勇者「え?いいの?ありがとう!」シャキーン
僧侶「うふふ。かっこいいですよ」
勇者(このパーティーでよかった・・・ほんとによかった・・・)
盗賊「それはそうと席外す時は一言いってくれよな」
魔法使い「そうですよぉ~びっくりちゃいましたー^^;」
僧侶「ご、ごめんなさい・・・」シュン
勇者(あれ?なんかちょっと変な空気・・・ぼ、僕がまとめないと!)
勇者「ま、まぁ勝てたんだしいいじゃない。ほらっ、僧侶の回復がないと無理だったんだしさ」
僧侶「これから気をつけます」
盗賊「いや、別に責めてんじゃなくってこれからこうしようってだけだよ」
魔法使い「ですぅ~回復助かりましたよ~^^」
勇者「よし、じゃあ町に戻って報告しよう!」
僧侶[勇者、かばってくれてありがとうございました]
勇者[い、いいいいや、そんな。いつも助けてもらってるの僕だから]
僧侶[うふふ、勇者のそんなところちょっと好きですよ]
勇者「え?」
僧侶[じゃ、街にもどりましょ]
・
・
・
盗賊「あれからなんか僧侶あまり来なくなっちゃったなぁ」
魔法使い「ですぅ~困りました~^^;」
勇者「そ、そうだね」
勇者(僕にはたまに会話してくれてるんだけどね・・・)
盗賊「戦闘中動かなくなることも多いしさぁ、ちょっときつくね?」
魔法使い「レベルもだいぶ離れちゃったですぅ~」
勇者「え?なに?僧侶をはずそうって事?」
盗賊「しかたないだろ。今戦ってるところじゃ僧侶にはきついんだからよ」
魔法使い「あたし達みたいにいつもいるわけじゃないですしねぇー^^;」
勇者「そ、それはみんなでフォローしていけばいいじゃないか!レベル足りないならもうちょっと弱い敵のところでさ」
盗賊「だがよ・・・自分の出来る時間にあった仲間ってのの方がいいんじゃ・・・」