僧侶「みなさんこんにちは」ヴォン
勇者「あ、僧侶」
盗賊「」
魔法使い「」
僧侶「?どうしました」
勇者「い、いや、何でもないよ。じゃ今日はどこに・・・」
僧侶「いえ、今日はみなさんにお別れを言いに来たんです」
勇者「え?なんで?」
僧侶「それは・・・」
勇者「レベルが違うとか、そんなこといいじゃないか。みんなでフォローしていくって。だから・・・」
僧侶「いえ、違うんです。確かにそれはみなさんに申し訳なく思っていたんですが」
勇者「じゃあなんで」
僧侶「私、結婚することになったんです。きゃっ///」
勇者「え・・・」
僧侶「以前から付き合ってた彼と同居することになるんで、いつまでもこんなゲームやってられなくなったんですよ」
勇者「」
僧侶「みなさんとはほんと楽しくゲームができました。あまりお役に立てずに申し訳なく思ってますが」
僧侶「みなさんがんばって魔王を倒してくださいね。応援してます。報告なしでいなくなるのもあれなので最後の挨拶でした。それでは」ヴォン
勇者「あ・・・」
盗賊「あ、その、な。なんて言ったらいいか・・・勇者」
魔法使い「元気だすですよぉ~。告白とかしてないだけよかったじゃないですか~^^」
盗賊「お、おう。そうそう、リアルで幸せになるってんだから祝福してやれ、な?」
勇者「今日は帰る・・・」ヴォン
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魔法使い「こんにちわ~^^今日は皆さんに紹介したい人がいま~す」
盗賊「おいっす。どうしたよ」
勇者「こんにちは」
魔法使い「僧侶が抜けちゃったじゃないですか~。私達と同じくらいのプレイ時間できる人誘ってみました~^^」
盗賊「おお!まじか」
僧侶「よろしくおねがいします」ヴォン
勇者「!?」
勇者(僧侶・・・戻ってきたのか!)
僧侶「はじめまして。みなさん」
勇者(あ・・・別の人か・・・。そういえば微妙に目の色とか髪型とか違う・・・)
盗賊「これでやっと進めるな。元気出していこうぜ。な、勇者!」バン
勇者「う、うん」
僧侶「何かあったんですか?」
盗賊「いやな、こいつ絶賛失恋中でさwww」
魔法使い「その言い方はひどいですぅ~^^;」
僧侶「そうだったんですか。元気出してください、ね?」ニコッ
勇者(か、かわいい・・・ま、いっか!)