JK「あっ、そうだ!――俺さん。飲み物、奢らせてください」
俺「飲み物?」
JK「とりあえずのお礼です。それに――」
俺「?」
JK「ちゃ~んと、出してもらわなきゃ。困りますから」ニコッ
俺「!」カ~ッ
JK「ちょっと、お財布取ってきますね」カケアシー
俺「お、おぅ…」
俺「・・・・・。」
俺(あの子…あんな風に笑うんだな。ぜんぜん知らなかった)
俺(16時・・・あと何時間後には。俺は、あの子の前で――。)
俺(いかんいかん!とりあえずは仕事に集中せねば)ッシャイマセー
JK「お待たせしましたっ、…俺さん、何にしますか。何でもいいですよ」
俺「…じゃあ、カップのアイスコーヒーで」
JK「わかりました。…せっかくなので、オメガサイズにしときますね」レジピッ
JK「・・・知ってますか?カフェインって、利尿作用があるみたいですよ」
俺「そ、そうなんだ?は、はは・・・」
JK「お会計済みましたから。休憩中に、絶対飲んでくださいね?ぜ~んぶ、ですよ?」
俺「お、おう。わかったよ、さんきゅ」
~4時間後~
俺(もうすぐ16時・・・。)
JK「・・・時間です。そろそろあがりますね。俺さん、お疲れ様でした」ペコリ
俺「お、おぅ。お疲れ様」
JK「・・・じゃあ、待ってますね」ボソッ
俺「・・・(照)」
俺「・・・あっ、店長すいません。俺、トイレ清掃行ってきますっ」