しかしここで引き下がっては男が廃る。
雪と戯れれば息子も態度を変えるだろう。
意を決して雪に腰を打ち付ける。
ザシュッ
俺「!!!!!!!!!!!!ッッッッッッップグェハッ!!!!!」
冷たい。というより痛いよママン!
雪が固いよ!もうこれ雪じゃなくて氷だよ!
心を無にし、二回、三回、四回。。。十回と腰を打ち付ける。
香「もーやめてっ!!!!!!」
いつの間にか外に出てた香さんが俺の腕を引っ張る。
香「もーわかったから!もーいいから!」
あれ、もしかして。。。香さんまた泣いてる?
すげぇなんかドラマみたい。
ケツ出したまま香さんの頭なでなでした。
香「寒いから中入ろ?グスッ・・・グスッ」
けしかけたの香さんですよ?
と腑に落ちないまま息子をしまって部屋へ。
急激に温めたら水ぶくれってのは雪ニースレで知っていたので
しばらくストーブの前でゆっくり暖めることに。ズボンを脱ぎ、M字開脚でストーブの前に陣取る。
香さんは毛布にくるまり泣きながら
「ごめんねごめんね、本当にやるとは思わなくて、ヒック、グスッ」
と繰り返していた。
聞けば、香さんの友達が
『香の事本気だったらそれぐらい出来るはず。