幼の部屋の前
幼弟「…やっぱり仲いいな、あの二人…」
幼弟「…でも特に進展は無さそうだな…」
幼弟「…うーん」
幼弟「…そういや、もうすぐバレンタインだな」
幼弟「ハッパかけてみるか…」
男「…幼、幼」
幼「……」
幼「…ふぇ!?」
男「…どうしたんだ、ぼーっとして?」
幼「な…な、なんでもっないようっ!!」
幼「」アセアセ
男「?」
幼「…そんなのムリだよぅ…」ボソッ
幼「…うぅ~」
男「…ホントになんでもないのか?」
幼「…うん、平気だよ」
男「それならいいけど…」
男「購買で昼飯、買ってきたぞ」
幼「うん、ありがと」
男「…あんパン、ジャムパン、カレーパン、ウグイスパン…」ガサガサ
男「…チョコパン…」
幼「…チョコっ!?」
男「…幼?」
幼「…ううん…なんでもないんよ…へいき…だいじょうぶ」
幼「…はんぶんこして食べよ」ニコッ
男「…ああ」
幼「…いつも通りはんぶんこするね」
男「うん、任せた」
幼「…うん」チギリチギリ
男「…なんか元気ないな」
幼「……」チギリチギリ
幼「…なんかうまくいかないや…いびつな形になっちゃってごめんね…」
ボロッ
男「…気にすんな」
男「大きい方食べな」ニコッ
幼「…ふぇ」カアァッ
幼「…男が大きい方食べて」
男「…うん…いいのか?」
幼「うん…」
幼「…顔近いよ/////」ボソッ