それから爺さんがお経的な物を唱え始めた
四隅の人達もそれにつられて一緒に唱える
テレビの怖い話特集とかで良くやってるお祓い
タレントがいきなり倒れてうなされる感じのアレ分かる?
俺あれ絶対にやらせだろうとか思ってたんだが同じ事をされて確信した
あれはやらせじゃない
最初はこの人達何してんのとか思ってたんだけど
徐々に意識が薄れていった、ほんで多分意識を失ったんだろう
それから目覚めるまでの事はガチで記憶に無い
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それからどれだけの時間が経ったんだろう
俺は目覚めた、汗びっしょり、涙も流していた
俺「・・・・終わったんですか・・・?」
爺さん「良く頑張ったね、お祓いは成功したよ、彼女はちゃんと成仏してくれた」
俺「・・・ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・」
お祓いは成功した、全て終わった・・・俺は助かったんだ・・・
途方も無い安心感に満たされた
でもこの時の俺はこれからが本当の始まりだと言うことを知る由もなかった
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四隅の人達にも一人ずつ頭を下げて回った
本当にこの人達とあいつ(友人)は命の恩人だと思ったよ
でもまだ気になる事があった事を思い出した
俺「あっ・・・そういえば怨念と怒りって言うのは・・・」
爺さん「そこなんだ、私も気になる事があってね」
気になる事・・・?と思ったけどそれはまぁ良い、俺は聞いた
俺「まず質問させて下さい、怨念と言うのは一体どういう・・・?」
爺さん「君は本当に覚えが無いんだね?」
俺「もちろんです」
本当に覚えなんて無い、この爺さん俺の事を疑ってんのかと思ったよ
でもその後爺さんは意外な事を言い出した
爺さん「まぁ、そうだろうね」
俺「どういう意味ですか・・・?」
何が言いたいんだよと思ったけど正直聞かなきゃ良かった
