【涙腺崩壊】親戚の年上のお姉さんと付き合うことに。その後の展開が驚きだった…

翌朝、彼女と彼女の両親と俺のオヤジが出かけていった。

俺は前夜のことを考えながら近くの峠を流しに行った。

夕方に戻ると、彼女は急用ができたとかで東京に戻っていた。

法事が終わって、ウチの一家も戻る事になった。

帰りはオヤジが彼女のバイクに乗って親父と2人で帰ってきた。

途中インターで休憩を取っている時もオヤジはタバコばっかり吸って終始無口だった。

その夏以降、彼女と連絡が余りつかなくなった。

俺は全日本大会出場が決まってクラブの練習で休みなしだったから、

忙しさの余り気にする余裕もなかった。

就活も忙しくて、大会後もたまに連絡は取るものの会う機会はなかった。

そして大学4年の秋、強化合宿中の俺に妹が凄い剣幕で電話をかけてきた。

「お兄ちゃん、ユカリお姉ちゃん結婚するんだって! どうなっているのよ。

お兄ちゃん達付き合ってたんじゃないの? もう訳わかんないよ!」

訳がわからないのは俺も同じだった。

合宿から帰ると俺は彼女のアパートに行ったがもぬけの殻。

会社もとっくに退職して、先月末に引き払ったとのこと。

叔父さんに電話すると

「人の心は変わる物だよ。君も男だろ、聞き分けなさい。

 あの子は今が一番大事な時期だ、電話も控えてくれ」

と取り付く島もない。

妹を彼女の実家に行かせたりして(俺だと門前払いなので)みたが

実家にはおらず、どうやら親戚中(叔父方中心に)を回っているらしくお手上げだった。

そうこうしている内に彼女に会えないまま春になり、結婚式の3日前くらいになっていた。

彼女から電話があった。

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