次々と襲ってくる感情の波
ペイ・シャンの両親は
「1つのハードルを越えると
すぐにまた目の前に壁が立ちはだかり、
ジェットコースターのような
苦しみと感情の波を経験した」
と語っています。
赤ちゃんの誕生を心待ちにしていた両親にとって
幸せが絶望に変わったと感じた瞬間もあったそうです…。
酸素マスクが必須
ペイ・シャンの顔や体には
乳児脂肪がついたままでオムツも必要でした。
また肺の機能が限られていたために
常に酸素マスクは欠かせませんでした。
そのため、ペイ・シャンの母親は彼女の酸素マスクが
正常に機能しているか音にとても敏感になっていました。
ペイ・シャンが2歳になったとき、
両親は特別学校に通わせようと試みました。
でもペイ・シャンは屋外に出た途端、
複数の感染症を患ってしまったのです。
さらに人前に出た時には
周囲の人たちから好奇の目で見られました。